芳醇な香りと深い味わいを持つ芋焼酎づくりには、新鮮で品質の良いサツマイモが欠かせません。種子島のサツマイモを原料に明治時代から焼酎づくりに取り組んできた種子島酒造では、安心安全で品質の高い原料芋を供給するために、平成14年に自社農園を経営する曽木農産を立ち上げました。曽木農産では農園面積を広げながら原料芋の生産量を高め、2年前からすべて自社農園産のサツマイモを使った焼酎づくりを実現しています。
曽木農産の農園は、西之表市の生姜山(11ha)、万波(15ha)、工場近くの岳之田(5ha)を中心に10カ所以上、計45haに広がっています。各農園では白豊を中心に安納紅、種子島紫の主に3種類の品種を栽培しており、今季は1200トンの収穫を見込んでいます。来季は60haを目標に順次拡大中です。
栽培には特にこだわっており、元気で良質のサツマイモが育つように、工場から出る焼酎かすを堆肥として再利用。減農薬・有機栽培を徹底し、高い品質の原料芋が作られています。条件に恵まれた生姜山の一部農園は、無農薬・無化学肥料栽培を確立し、有機JASの認定を取得しています。掘ったばかりの新鮮な原料芋をその日のうちに、遅くとも翌日までに仕込めるのも自社農園で計画栽培、計画出荷されているからこそです。
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